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森林整備事業

森林所有者の経費軽減のため各種の補助事業を導入し受託事業の拡大と共に、経済林としての良質材生産と森林の持つ水資源の涵養、国土の保全等々の公益的機能を確保、増進を行います。

森林の仕事の紹介

植付け
植付け
50cm位に育った苗木を等高線上に1.8m間隔で植えます。
除伐
成長の邪魔になる雑木・成長の悪い木などを取り除きます。

下刈
下刈
太陽の光がしっかり浴びられるよう雑草を刈り払います。(5年間)
つる切
木に巻きつく蔓は成長を阻害するので切り除きます。

間伐
間伐
木が育っていくと過密状態になるので、適度に間引きます。
枝打
節のない良い木材を育てるため、下枝を4m位まで切り落とします。

地拵え
地拵え
木を植えやすいように、ちらばっている枝等を整地します。
 森林は洪水や渇水を緩和するとともに、水質を浄化します
森林の土壌は、落葉落枝などによる有機物の供給や土壌生物の働きにより、穴の多いスポンジのようになっており、雨水や雪解け水を速やかに地中に浸透させる働きがあります。その能力は裸地の3倍という報告があります。このような働きにより、森林は雨水などをたくわえてゆっくりと河川に流し、洪水や渇水を緩和しています。

また、その過程で濁りを抑えたり、窒素など水の汚れにつながる物質を取り除いたりなど水質を浄化しています。地域住民の努力と山林の水質浄化作用により、吉賀町を水源とし津和野町益田を経由して日本海に注ぐ、一級河川高津川は水質日本一の栄誉に輝きました。

森林保険のご案内

森林保険のご案内
大切な山林を守っていくために、森林保険に入りませんか?

地籍調査事業

地籍調査とは?

「地籍」とは、わかりやすく言えば「土地の戸籍」のことです。その土地がどこにあり、どれくらいの大きさで、どのように使われており、誰の所有なのかを調査します。
字限図(フィルム化したもの)
字限図(フィルム化したもの)
地籍図(調査後)
地籍図(調査後)

何故必要なの?

土地に関する情報は、登記簿と地図によって表されています。
これらの記録はいまだに明治初期の地租改正事業の記録を基礎としたもので、面積等が正確でなく土地にかかわる多くの行政活動や経済活動に支障、無駄を生じているからです。
日本一安全で正確な境界確認を目指しています。

高齢者にとって急峻な山林を歩くのはリスクが大きい。
集会所などで空中写真、リモートセンシングデータ等を活用し現地へ行かずに境界確認。

林業・作業道事業

林業・作業道事業
高性能林業機械化の推進、低コスト生産体制の確立等において、林道・作業道の路網整備はかかせません。このため補助事業を積極的に導入し、高密度・低コスト作業道の導入を積極的に進めています。

基幹作業道

基幹作業道杉ヶ峠
基幹作業道杉ヶ峠
間伐施業が増大する中、間伐材の搬出に当たっては、積載量2トン程度の小型トラックや林内作業車で、大型トラックが通行可能な林道等まで搬出し、大型トラックに材を積み替えて市場等へ搬出している場合が多く、非効率な状態です。

今後、本格的な収穫業務の実施および事業の長伐期化・複層林化を推進する中で、間伐材等を効率的に運搬するためには、一定規模の車両が通行可能な規格・構造(全幅員4m、有効幅員3m)とすることが有効です。

利用事業

利用事業
森林調査や森林管理造成、病害虫防除事業等の事業を実施しています。また、平成14年度から導入した森林整備地域活動支援事業で、森林の現況調査や歩道整備等(新設・補修)を行い、計画的な森林施業が行われるよう事業の推進を図っています。

購買事業

本所・支所において、地下足袋・長靴類、防虫用品、鎌・鉈類、鋸類、草刈刃、ヤスリ類、砥石、手袋・軍足、作業袋、薬剤、椎茸資材等その他各種商品を取り扱っています。また、カタログからのお取り寄せもしています。
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